インコの飼い方!一人暮らしでも飼うことは出来るの?

学校や仕事から疲れて帰ってきたら、
ふわふわでキレイなインコちゃんが
迎えてくれる生活…憧れますよね

筆者は実家でセキセイを飼っていましたが、
玄関を開けた音を聞きつけて、
呼び鳴きしてくれる時は嬉しいものです。

一人暮らしの学生や社会人でも
手軽に飼い始められるペットとして
インコや小鳥は人気です。

ですが心配なのは、
家を留守にしている間ですね。

一人暮らしだとどうしてもお家に
ペットだけという時間が出来てしまいます。

出張や旅行など長期間も留守となると、
誰もいない家にペットを置いていくのは
とても危険なんです

ですが、一人暮らしだからといって
愛鳥との生活を諦めるにはまだ早いです!

「インコを飼いたいけど一人暮らしで心配!」
というあなたの不安を解消すべく、
今回は一人暮らしでもインコと生活できるような
飼い方のポイントや注意点をご紹介します。

一人暮らしでのインコの飼い方!

ではまず最初に、飼い方についてです。

次のようなお世話が毎日必要になるので、
朝や夜帰宅後などの時間にやってあげましょう。

  • コミュニケーション(30分~1時間程度の放鳥)
  • エサと水の交換、補充
  • フンや脂粉の掃除

基本的にはケージ内で生活していますが、
朝や夜には声をかけてコミュニケーションしたり
もし手乗りの子であれば、出来れば毎日
30分~1時間程度放鳥してあげましょう

成鳥であれば、餌と水が好きなときに
摂られるようになっていれば
あとは自分で飲み食いできます。

エサと水は毎日入れ替えて常に
清潔に保って十分な量をいれておきましょう

特に皮つきシードは食べた後の殻が入って
一見エサが減っていないように見えてしまう
こともあるのでちゃんと補充してあげましょう。

掃除も大事なお世話の一つですが、
これも毎日行うのが理想です。

ケージの形によって掃除方法は異なりますが、
底面にたまるフンや脂粉を取り除いてあげる
くらいの簡単な掃除で十分です

毎日行うお世話はたくさんありますが、
夜更かしにならないようにだけ
注意してあげましょう。

朝にはカバーを外して朝日を浴びさせ、
夜にはちゃんとカバーをかけて
寝かせてあげるのも飼い主の役目です。

さて、飼い方が分かったところでもう一点、
一人暮らしで心配な鳴き声の大きさです

一人暮らしでインコを飼いたい!鳴き声は大丈夫?

一人暮らしというと必然的に、
マンションやアパートといった
集合住宅の場合がほとんどかと思います。

そうなると心配なのは、インコの鳴き声が
ご近所迷惑になってしまうのではないか?
ということですね。

インコは美しい鳴き声やさえずりも
楽しみ方の一つですが、種類によっては
かなり大きめな声のインコもいます。

飼いたい種類がすでに決まっている場合は、
鳴き声が大きい種類じゃないかを
あらかじめ調べておくことをおすすめします

こちらの記事では種類ごとに
その鳴き声の大きさを解説しているので
是非参考にしてみてください!

⇒インコで鳴き声が小さい種類!アパートやマンションでも飼える!

鳴き声が比較的小さい種類にしたり
アクリルケージなどの防音設備を整えることで、
騒音にならないように対処しましょう。

またインコの性格にもよって
鳴き声の大きさが変わってくる場合もあります

このように、種類によって
鳴き声の大きさから性格まで異なるので
自分に合った種類のインコを
選ぶことが大事なんです。

続いては、自分に適したインコの種類の
選びかたついて見ていきましょう。

自分に適したインコの種類を選ぶ

「自分に適したインコ」かどうかを、
どのように判断すれば良いのでしょうか?

前述したように、まず第一に鳴き声の大きさが
住む環境でも問題ないのか、が重要です

マンションやアパートである場合は、
大きな鳴き声の種類だと近隣への迷惑
にもなりますので、鳴き声が小さめの
種類のインコを検討しましょう。

一軒家の場合でも、もしお隣さんとの
距離が近い場合は考慮する必要があります

そして次に、インコの性格が
自分に合っているかどうかです。

インコによっては、人が大好きで
遊びたがったり言葉を覚える種類もいます。

そういったインコは、懐きやすい反面
構ってあげる時間が少ないと
ストレスがたまりやすいともいえます

ストレスによって執拗に大声で呼び鳴きをしたり
噛み癖がついたり、体調を崩すこともあります。

反対に、一人で遊ぶのが好きで
あまりベタベタされるのを嫌う性格の
インコもいるんです

外出している時間が多くて構ってあげる
時間が取りづらいのであれば、
こういったクールな性格の種類が
合っているかもしれませんね。

性格の他に生態にも違いがあって、
日中よりも夕方以降に活発になるような
「アキクサインコ」などもいます。

愛鳥とどんな生活をしたいか、
何を楽しみたいかによって、インコの種類を
選ぶ必要がありますね

インコの種類を一覧でまとめたページが
ありますので、こちらもぜひ
参考にしてみてください。

⇒インコの種類一覧!性格や飼いやすいペットのおすすめは?

では、インコを飼うには
何が必要なんでしょうか?

続いては、インコを飼う場合に
どのくらい費用がかかるのかを
知っておきましょう。

インコにかかる費用は?

インコの身の回りのアイテムを揃えるには、
商品によって価格差はありますが、
約8000円~20000円ほどとみたほうが
良いと思います。

他のペットに比べると比較的
手頃に飼い始められるのも、
インコの人気の理由の一つかもしれません。

飼い始めるときは、まずは
ケージや餌や水の容器、止まり木など
基本的な飼育用アイテムが必要です

その他、ブランコや鏡、水浴び用の容器
などといった遊び道具もストレス解消のために
用意してあげるのが望ましいです。

また、冬の寒さに弱いのでケージには
ヒーターなどの暖房器具も必須ですね。

継続的に発生する費用として
エサ代がありますが、これはエサの種類や
商品によっても値段が変わってきます

費用の内容をジャンル別に詳しく
紹介している記事がありますので、
こちらも要チェックです!

⇒インコの飼育にかかる費用!必要なものをジャンル別で紹介!

さて、愛鳥をお迎えしたあとに心配なのは、
旅行などで長期間外出する場合です。

一人暮らしでインコを買ってる人は旅行に行ける?

出来る限り鳥だけの状態の時間は
少なくしてあげたいですが、
どうしても数日間留守にしなければ
ならないときもありますよね

犬や猫であれば預けようと思えば
ペットホテルなどもよく活用されますが、
鳥類ペットの場合はどうすれば良いのでしょう?

ペットホテルに預ける

実はインコでもペットホテルで
預かってもらえるんです

ただ、ペットホテルは他にもたくさんの
ペットが預けられますので、感染病など病気を
もらってしまう可能性もゼロではありません。

また、環境が変わってしまうのは
インコにとってもストレスになりますので
極力自宅のほうが良いでしょう。

ペットシッターを頼む

最近はペットシッターという、
お世話に来てくれるサービスもありますので、
長期間留守にする場合は活用しましょう。

もし身近にインコに抵抗のない人がいれば
そういった方にお願いして協力してもらうのも
安心できて良いですね。

お留守番をしていてもらう

しっかり準備と対策をしてあげていれば、
2日くらいであればお留守番してもらう
という選択もあります

安全に過ごしてもらうために、
エサ入れを2つ用意したり、汚れが入らない
バナナ水入れにしておいたり、
といった工夫をしてあげましょう。

放し飼いにはせずにしっかりケージを閉めて、
寂しくないようにラジオなどを
かけておくのもストレスにならないとか

季節によっては温度管理にも
細心の注意をしてあげてくださいね。

では、どのくらいの期間なら
留守にしていても問題ないのでしょうか?

インコの留守は2泊が限界

2日ほどであれば問題ありませんが、
2泊が限界と考えておきましょう

本来はエサも水もフンなどのゴミも
毎日換えて清潔に保つべきですが、
それが3日以上続くと問題です。

水もダメになってケージ内も不衛生で
エサも足りなくなります

不衛生な環境が続く上に
遊べないというストレスもあって、
体調を崩してしまうでしょう。

もし3日以上留守になってしまう場合は、
先述したような施設やサービスを必ず利用して
少しでもストレスがないように
気をつけてあげましょう

一人暮らしの環境では夏と冬が危険

最後にもう一点、一人暮らしで
気を付けてあげたいのが温度管理です。

インコは基本的に、
暑さと寒さに弱い生き物です

日本は四季があって温度差もありますので、
特に暑さと寒さの厳しい夏や冬は
日中の温度に気を付けないと
最悪の場合、命を落とすこともあります。

エアコンなどの空調をつけたままにしておき
最適な温度を保ってあげましょう

保温方法にもいろんな方法がありますので
こちらの記事をご覧ください。

⇒インコの保温方法!色んな温め方や裏技を大公開!【まとめ】

まとめ

一人暮らしでのインコとの共同生活、
こうしてみると少し難しいと
感じるかもしれませんが、
決して不可能ではありません

毎日必ずお世話の時間がとれる!
長期の外出の頻度が高くない!
という方であれば、環境さえ整えば
問題なく飼うことが出来るでしょう

どうしても数日間留守にする場合でも、
ご紹介したようなサービスも利用できますし
一人暮らしでも安心ですね。

可愛い愛鳥が心配で手が付けられない…
という方には、いつでも様子が見れるように、
こちらのようなライブカメラもオススメです。

インコを飼うからには責任をもって、
最後まで愛情をもって育ててあげるのが
なによりも大事なことです

家族がお家にいてくれたほうが
確かに安心ですし、一人暮らしでは
少し寂しい思いをさせてしまう
かもしれません…

ですが、飼い主としての責任をもって
インコちゃんへの愛情をたっぷり
注いであげられるのであれば、
問題はありません。

一人暮らしだからといって諦めずに
ぜひインコのいる生活を
前向きに検討してみてくださいね


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