ツバメの巣作りの時間帯は決まっている?作る期間についても解説!

ツバメは春に子育てをするために飛来し、
秋頃には越冬するために
東南アジアへ旅立ちます。

ツバメが飛来すると
あちこちで巣作りをする姿が見られますが、

あっという間に巣を作ってしまい、
もしかして寝ずに巣を作っているの?
と疑問に思った人もいるのではないでしょうか。

またフンなどに被害がある場合、
ツバメの巣を撤去してしまう方法もありますが、
巣立ちをするまで待たなければいけないのかも
気になるところですよね。

そこで今回はツバメが巣を作る時間や
完成するまでの期間など、
巣作りに関する疑問を解説していきます。


ツバメの巣作りの時間帯は決まっている?

ツバメは3月下旬ごろから日本に飛来し、
オスとメスで巣作りを開始します。

巣に使う材料は泥と藁に
自分の唾液を混ぜて固めていきますが、
巣を作っているところをみると、
休まずに作っているようにも見えます。

ツバメは巣作りする時間は
決まっているのでしょうか?

ツバメは昼行性の鳥のため
朝から活動をはじめ、
夕方暗くなるころには
ねぐらに戻って眠ってしまいます。

ですがツバメは他の鳥と違い
少し特殊な目をしています。

夜行性の動物の目にライトが当たると
オレンジ色に光りますが、
これは夜でも見えるように照膜と呼ばれる
ものが備わっているからなのです。

ツバメにも照膜があり、
夜でもある程度視力を確保でき、
夜行性の天敵に襲われても
すぐに対処ができるようになっています。

ツバメの巣作りを行う期間はどのくらいなの?

ツバメは朝早くから活動し、
夕方日が暮れるまで巣作りをしますが、
どのくらいの期間で巣が完成するのでしょうか。

これは一から新しく巣を作るか、
前年の巣を再利用して
使うかによって異なります。

例えば新しく巣を作る場合は、
2週間程度ですが、
巣の材料がなかなか揃わなかったりすると、
1ヶ月近くかかることもあるようです。

逆に前年の巣を利用する場合は、
そのまま修復せずに使えたり、
少し手直しをするだけで使えるので、
3日ほどで巣が完成してしまうようです。

ツバメの巣立ちはどのくらいの期間とは?

巣が完成するとメスは卵を産み、
巣の中でじっとして卵を温めます。

卵は2週間ほどで孵化し、
ツバメの子育てがはじまります。

ヒナが生まれると
ツバメのオスとメスが両方で餌を運び、
休まずにヒナに餌を与えます。

産まれて20日ほど経つと、
ヒナも大人のツバメと同じような姿となり、
巣立ちの時を迎えます。

こうして巣立ったヒナは
他のツバメたちと一緒に越冬し、
来年の春にまた日本へ渡って
子育てをするのです。

Sponsored Links

ツバメの巣立ちが終わったらまた戻ってくる?

こちらの動画は、
巣立ちをした子ツバメを
追い払う親ツバメの様子を
撮影したものです。

ツバメは日本に飛来してから、
多いときは2回の産卵し子育てを行います。

そのため1回目のヒナが巣立った後でも、
もう1度同じ巣で産卵するケースもあり、

たとえ自分の産んだ子であっても、
巣立ちをした場合は次の産卵に備えて
威嚇して追い返すこともあるようです。

ツバメの巣立ちが終わるまでは巣を駆除してはいけない?

ツバメのヒナは巣の外へフンをするため、
巣の下がフンだらけになってしまうことも。

仕方なくツバメの巣を駆除したいけど、
巣立ちが終わるまで待たなくては
いけないのでしょうか。

日本ではツバメを含む野生の動物は
「鳥獣保護法」という法律で守られ、
捕獲や狩猟はもちろん、
巣を勝手に駆除することは禁止されています。

また法律に違反した場合、

  • 1年以下の懲役
  • 100万円以下の罰金

のどちらかが科せられます。

もしツバメやヒナが巣にいる時に
やむを得ず巣を駆除したい場合は、
お住まいの自治体に相談してみましょう。

ツバメの巣立ちが終わったら駆除しても大丈夫?

ツバメやヒナがいる間に
巣を駆除したり、
ツバメ自体を捕獲や傷つけることは
法律で禁止されています。

ツバメの巣立ちが終わり、
巣にツバメがいなくなった場合は
自治体に許可を得なくても
撤去することが可能です。

ですがツバメは日本にいる間に
2回卵を産んで子育てすることもあり、
完全に居なくなったかどうかを
しっかり確認する必要があります。

確実に巣を駆除する場合は、
ツバメが子育てを終え、
越冬のために旅立つ10月以降に
撤去するのがおすすめです。

暖かい地域では越冬せずに
そのまま日本に残ってしまう
ツバメもいるようなので、
しばらく観察してみてから判断しましょう。

まとめ

今回はツバメが巣作りをする時間帯や
巣立ちまでの期間、
巣立ち後の巣の駆除について
解説してきました。

ツバメは昼行性の鳥のため
朝から巣作りを開始し、
夕方日が暮れる頃は寝床に戻ります。

また生まれたヒナは20日程で成長し、
大人のツバメと同じ姿になり
一人立ちします。

ツバメの巣を駆除する場合は、
ツバメや卵、ヒナがいない場合に
駆除することが可能です。

もしツバメやヒナがいたり、
卵がある場合に駆除すると、
鳥獣保護法違反となりますので
注意しましょう。

ツバメの巣作りの時期や
巣を作られやすい家の特徴については、
こちらの記事で詳しく紹介しています。
⇒ツバメの巣作りの時期はいつ?作られやすい家の特徴についても解説!

もし巣を壊す場合は、
ツバメが移動する10月以降がおすすめです。
それまでは巣立ちまで
優しく見守ってあげてくださいね。


生態



藤岡 ゆきこをフォローする
とりさんといっしょ