フクロウを飼うのに資格はいる?許可は?必要なものをまとめてみた

つぶらで大きな瞳と、
ふわふわの羽がかわいいフクロウ。

有名な映画に登場したり、
フクロウカフェができるなど、
以前より身近な存在になり、
ペットとして飼う人も多くなりました。

これからフクロウを飼いたいと思う人も
多くいるかと思いますが、
フクロウの飼育に関する本は意外と少なく、
何が必要なのかわからない点が
多い部分があります。

そこで今回はフクロウを飼う際には
資格や許可が必要なのかや、
飼う際に必要なアイテムなどを
わかりやすく紹介していきます。

フクロウを飼育するのに資格は必要?

フクロウは猛禽類になり、
一般的にペット化されているインコとは
種類が異なります。

フクロウを飼育するのに資格は必要なのか
気になるとこですが、
個人的に楽しむ目的で飼う場合は、
特に資格は必要ありません。

ですがフクロウカフェなど、
動物を使って商売をする場合は、
資格が必要となります。

一般家庭で飼う場合は、
環境さえ整っていれば
誰でも飼うことができます。

フクロウの飼育に許可は必要?

次にフクロウの飼育に関する許可ですが、
こちらもペットショップから購入した場合は、
特に許可をとる必要はありません。

ですが野生のフクロウを
ケガなどを理由に保護した場合、
住んでいる自治体に許可をとる必要があります。

フクロウに限らず野生の動物は、
勝手に保護したり飼うことは
法律で禁止されていて、
無許可で飼うと罰則が課せられます。

もし野生のフクロウなどを保護した場合は、
必ず自治体に許可をとるようにしましょう。

フクロウを飼う際に必要な3つのアイテム

フクロウが快適に過ごせるように、
飼育道具が必要になってきますが、
その中でも特に必要なアイテム3つ
紹介していきましょう。

フクロウに必要なもの1:餌

こちらの動画はフクロウに
餌をあげる様子を撮影したものです。
目を瞑って食べるところがかわいいですね!

まずフクロウが生きていくのに
必要な餌
です。

フクロウは肉食なので、

  • ウズラ
  • ヒヨコ
  • ラット

など、肉食動物の餌として販売されている
これらの動物を餌として与えます。

スーパーなどにも鶏肉などが
売られていますが、
私たちが食べるこれらの肉は
内臓が取り除かれたり加工されているので、
フクロウの餌としては不向き
です。

またこれらの餌は丸ごと1匹で売られていて、
この状態ではフクロウに与えられません。

飼い主が自ら解凍し、
内蔵や皮を取り除いてハサミなどで
ひと口大に肉を切ってあげて
はじめてフクロウの餌となります。

インターネットなどで検索すると
捌いている画像などもあるので、
この行為が無理な場合は、
フクロウを飼うのは諦めた方がいいでしょう。

フクロウに必要なもの2:止まり木

次に必要なのがフクロウが
止まるための止まり木
です。

自然界のフクロウは狩り以外のほとんどは、
木の枝などに止まって
じっとしていることが多い動物です。

ペットとして飼った場合も同じで、
フクロウが休める止まり木が必要になります。

ケージ内の止まり木も必須ですが、
放鳥時に止まれるように数か所に
止まり木を設置する必要があります。

止まり木には止まりやすいように
人工芝などを巻いてあげると
滑らずに止まることができます。

また止まり木はキレイな羽を保つためにも
大切な飼育道具
になります。

止まり木に止まらずに床などに長くいると、
羽が擦れてしまい
ボロボロになることがあります。

美しい姿を保つためにも、
止まり木を用意して止まらせましょう。

フクロウに必要なもの3:温度計

フクロウに必要な道具3つめは温度計です。

フクロウは種類も多く、
住んでいる地域も様々なので、
それぞれ快適な温度が違います。

飼ったフクロウに最適な温度を保つためにも、
温度計を使って室温を管理してあげましょう。

またフクロウのほとんどは、
乾燥した地域に住んでいるので、
日本の高温多湿の夏は
フクロウにとっては苦手な季節です。

そこで湿度計も一緒に用意してあれば、
より快適な室温を設定することができますよ。

フクロウを飼うといくらかかる?

フクロウを飼うのに
いくらかかるか気になるところですが、
これは飼うフクロウによっても異なりますが、
大体の費用を算出することはできます。

おおよその値段ですが、

  • フクロウ本体が:10万~30万前後
  • 餌代として:毎月5000円~1万円前後

がかかります。

さらに栄養補助としてサプリメントや、
保温するための道具やケージ、
逃げてしまわないようにするロープや
ストラップなどが必要です。

また病気になることもあるので、
動物病院で診察をしてもらうと
病院代や薬代もかかってきます。

動物病院には保険がなく、
すべて実費になるので人間よりも高額です。

またフクロウは20年程生きるので、
最後までお世話ができるかどうかも、
重要
になってきます。

フクロウで安く買える種類を知りたい人は、
こちらの記事もおすすめです。
⇒フクロウの価格!安い値段で買うことが出来る種類とは?

まとめ

フクロウを飼う際に必要な資格や許可、
飼育に必要なアイテム
について紹介しました。

ペットショップで販売されている個体は、
許可や資格は特に必要ありませんが、
野生のフクロウを保護したりした場合は、
各自治体への許可が必須となります。

またフクロウは肉食なので、
餌もヒヨコなどを飼い主が捌いて
与える必要があるので、
それなりの金額や覚悟が必要です。

まずはこの記事を参考にしていただき、
最後まで飼いきれるか検討してみてくださいね。


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