カラフルな羽色とかわいらしい声で、
ペットとしても人気の高いインコ。
インコを飼っていて起こりやすい事故に、
放鳥している最中に不意に窓が開いていて
インコが外へ逃げてしまうことがあります。
人工的に繁殖されたインコは、
自然界で生きていくのは難しく、
早急に見つけてあげる必要があります。
今回は万が一インコが迷子になった場合、
見つけるために私たちができる方法を、
詳しく紹介していきます。
もしもの時は記事を参考に
実践してみてください!
インコが迷子になった時の4つの探し方
毎日お世話をして可愛がっていたインコを、
ちょっとした不注意で外へ逃がしてしまう
ということもあります。
家の中ならすぐに捕まえることができますが、
外へ逃げてしまった場合は、
インコが自力で戻ってくるのも難しく、
迷子になってしまうことがほとんどです。
そんな時に慌てずに対策をすることで、
迷子になってしまったインコも、
見つかる確率が高くなります。
次の章からインコが迷子になった時の、
4つの探し方を紹介していきます。
1.警察に届出を出す
インコが逃げて迷子になってしまったら、
まずは最寄りの警察や交番に
届け出をだすようにしましょう。
インコの特徴をしっかりと伝えておくことで、
警察にインコが保護された際に
連絡をくれます。
ただし地域の警察により、
似たようなインコが保護されても
連絡が来たり来なかったりするので、
定期的にこちらから届け出をした警察に
問い合わせをするのがおすすめです。
2.チラシをポスティングして廻る
迷子のインコの探し方2つめは、
チラシをポスティングする方法です。
インコの写真や名前、
連絡先を記載したチラシを作成し、
近所のポストへチラシを配ります。
自分たちだけで捜索するのは
どうしても限界がありますが、
チラシを配ることにより、
捜索できる範囲が広がり、
より見つかりやすくなります。
3.張り紙をする
3つめは張り紙をする方法です。
こちらもポスティング用のチラシと同様、
インコの特徴や名前、
連絡先などを記載したものを作成し、
動物病院やペットショップ、
スーパーなどのお店などにお願いして、
チラシを張らせてもらいましょう。
場合によっては、
遠くまで飛んで行っている可能性もあるため、
隣町までチラシを張っておくのがおすすめです。
勝手にチラシを張ることは、
迷惑行為にもなるので、
必ず許可をとるようにしましょう。
4.インコの迷子掲示板に書き込む
現在はインターネットも普及し、
インコの迷子情報を書き込める掲示板が
多数存在します。
ほとんどの掲示板は無料で利用ができ、
すぐに多くの人に情報共有ができるので、
簡単に情報を拡散することができます。
ただし不特定多数の人が利用する掲示板は、
犯罪に巻き込まれる可能性も
少なからずあります。
必要以上の個人情報は書き込まず、
普段主に使用しているアドレスなどは使わず、
自己防衛のためにフリーアドレスを取得して
書き込むのも一つの手です。
もしインコが見つかった場合は、
必ず見つけてくれた人へのお礼と、
見つかった旨を書き込むようにしましょう。
インコが迷子になった時の移動距離はどれくらい?
インコが迷子になってしまった場合、
どこまでインコが移動するかが分かれば、
捜索範囲も絞ることができます。
ペットとして飼われているインコが
外に飛び出してしまった場合、
日数が経つにつれ移動距離が増えてしまいます。
逃げ出してから2日前後は5km~20km、
1ヶ月以上だと15km~80kmにまで広がります。
ペットとして飼われているインコは、
外の世界に慣れておらず、
直後は家の近所にいることが多いので、
まずは名前を呼びながら探してみましょう。
迷子のインコがいる場所の多くは、
- 木の茂み
- アパートや家などのベランダ
- 電線などの高い場所
に止まることが多いです。
近くにこれらの場所がある場合は、
名前を呼んで捜索してみてください。
迷子になったインコが帰ってきたという声が多数
インコが迷子になってしまうと、
なかなか見つからず諦めてしまいがちですが、
すぐに見つかったという人もいれば、
何年も経ってからインコが、
自分で帰ってきたという話もあります。
人に慣れているインコなら、
保護されやすく、
飼い主の元に戻ることも多いようです。
いずれにしてもすぐに対策をすることが、
早期発見のカギとなります。
遠くに逃げてしまう前に、
早急に探し出してあげましょう。
またおしゃべりができるインコが、
自分の家の住所をしゃべって
飼い主が見つかったという例もあります。
YouTubeに当時のニュース動画が
ありましたので紹介します。
インコが迷子になる原因は?
インコが迷子になってしまう原因ですが、
ほとんどの場合、
ちょっとした不注意が原因です。
その原因の多くが、
- 窓の閉め忘れ
- ケージ入口のフックが外れていた
- 家人が放鳥中に窓を開けてしまう
などです。
また大型のインコは、
自分でケージのフックを外したり、
網戸などは破ってしまうこともあります。
少しの隙間でもインコは
すり抜けてしまうこともあるので、
放鳥中はしっかりと
戸締りをしておくことが大切です。
インコがなついていれば逃げてしまっても
呼びかけに反応してくれやすくなります。
こちらの記事で懐きやすい種類や、
懐く方法を紹介しているので、
参考にしてみてくださいね。
⇒インコがなつく方法!仲良くなれる10種類まとめ【徹底比較】
まとめ
今回はインコが迷子になってしまった場合の、
4つの見つけ方の方法や、
迷子になりやすい原因を紹介してきました。
ペットとして飼われているインコは、
外に出てしまうとパニック状態になり、
なかなかすぐに戻ってきません。
また時間が経つにつれ、
遠くへと飛んで行ってしまうので、
早急な対策が必要です。
インコにとって外は危険な場所です。
迷子にさせないためにも、
普段から戸締りや安全対策などを
しっかりと行いましょう。