うずらは有精卵も手に入りやすく、
比較的安価で買うことが出来ます。
また最近は自動孵化器も安価で
購入できるので情操教育として
うずらを卵から孵すという方も
多いのではないでしょうか?
確かに生き物の誕生の瞬間に立ち会えて
そのあとも成長を追えるので
人の心に大きな影響を与えます。
ただしっかりとした準備や知識を
つけておく必要があることも
忘れてはいけません。
これからうずらの雛をお迎え予定で
ごはんはどうしたらいいんだろう?と
あまりピンと来ていないあなたは必読です!
今回は、うずらの雛の食事に
スポットを当てて解説したいと思いますので
参考情報としてぜひご覧ください^^
うずらの雛に与える餌でおすすめなのは?
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うずらの雛は通常であれば
孵化したその日から餌入れの餌を
自分で啄んで食べます。
まず、孵化してから20日間ほどは
うずらの雛専用の餌を与えることを
おすすめします。
なぜかというと、雛専用の餌のなかに
最初から抗生物質が入っているため
病気などに強くなり生存確率を
各段に上げるとされるためです。
もちろん通常のうずら用のエサでも
栄養は摂れるので問題ありませんが、
雛の時は些細な原因で命を落としてしまうことも
少なくないためより安全な餌を選びましょう。
しかし、この雛専用のエサを大きくなっても
与え続けるとカロリーの摂りすぎだったり、
産んだ卵を食べてはいけないなどの
問題も出てきますので注意が必要です。
余談として、餌がなくなっちゃった!と
困ったときの対処法として
こちらの記事も良ければご覧ください^^
⇒うずらの餌で代用が可能なのは?食べ物がないときに与える食事を紹介
さて、餌は問題ないとして続いては
育てる環境について知っておきましょう。
うずらの雛を育てるのに知っておきたい2つのこと!
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うずらの雛は体も弱いので、飼い主さんが
しっかり環境を整えてあげないと簡単に
死に直結してしまいます。
また、うずらは可愛いだけでなく
ちょっと困ったポイントもあるので
そちらも十分理解しておきましょうね。
1.保温について
まずは保温についてです。
孵化直後は30~35度くらいにケージを保温し
暖かくしてあげましょう。
可愛くてついつい容器から出して
撫でまわしたくなりますが、
身体が冷えてしまうので控えましょう。
その後は様子を見ながら徐々に保温温度を下げて
生後3週間頃には25度くらいに保ちましょう。
2.鳴く場合の対策
うずらの雛は小さく可愛らしいですが
成長も早くあっという間に大人になります。
その時飼い主さんを悩ませるのが
大きな鳴き声なんです。
雛の頃はまだピヨピヨと可愛らしい鳴き声ですが
実は意外と大人になると鳴き声が大きいため、
驚く方も少なくないと思います。
普段の鳴き声は小さいのですが、時折
身体を伸ばして大きな声で
雄たけびのように鳴くようになります。
うずらは体は小さいので室内飼いに
向いている種類でもありますが、
集合住宅の場合は防音対策が必要なので
あらかじめ覚悟しておきましょう…
さて、環境の他にも愛鳥のために
うずらが罹りやすい病気についても
勉強しておきましょう。
うずらに多い病気がある?気を付けたい2つの病
うずらの飼い主さんがよくお悩みなのは
次の2つの病気が多いかもしれません。
1.肝障害
よく聞くのは肝障害関連と思われます。
原因の多くは栄養の摂りすぎだったり、
餌の中の油かすや、酸化した魚粉の場合が
多いようです。
もしも愛鳥の毛艶が悪かったり、
爪やくちばしが異様に伸びてきたら
肝障害の可能性があります。
何よりもまず、うずらに適した
うずら用の餌を適量だけ与えることが大事です。
また、餌も開封後は密閉して
冷蔵保存しておくと良いとのことです。
2.寄生虫
もう一つ、寄生虫による病気も
挙げられています。
これは、市販の餌用のミルワームではなく
庭など日常にいる昆虫類を与えたり
うずらが自ら誤って食べることで
まれに寄生虫が発生するということです。
寄生虫が体内に入ってしまうとどんどん
症状が悪化してしまいますので
下痢などの症状が見受けられて心配であれば
早めに病院で診てもらいましょう。
ところでインコなどのように
うずらも飼い主に懐くことはあるのか
気になりませんか?
うずらの雛は飼い主に懐くの?
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一般的に懐く小鳥といえば
セキセイインコや文鳥などを想像しますが、
うずらも懐いてくれたらとても嬉しいですよね。
結論から言うと、努力次第で
うずらも飼い主に懐くんです!
本来うずらは手乗りにするのは難しいといわれる
種類のペットですが、日頃から手から直接
餌を与え続けることで懐くこともあります。
特にミルワームはうずらの大好物なので、
雛の時から手から直接ミルワームをあげると
飼い主さんを親鳥のように感じて
効果が高いという噂もあります^^
Youtubeでも飼い主さんの手の中で
嬉しそうに気持ちよさそうにしている
可愛らしいうずらちゃんがいました♪
こんなに可愛らしく懐いてくれたら
ちょっと頑張ってみようかな…と
思ってしまいますよね(笑)
ただし個体差もありますし、
絶対とはいえないので根気強く焦らずに
可能性を信じてみましょうね。
まとめ
ということで、うずらの雛の餌について、
また飼育方法のポイントについて
解説してきました。
基本的にはうずらの雛にはうずらの
雛専用の餌を与えておけばまず
問題はありません。
またうずらは雛でもミルワームなど
昆虫類も食べることが出来ますので
懐いてもらうためにも
適度に与えると良いでしょう。
うずらを育てるためには餌だけでなく
飼育環境も快適に保ちましょうね。
手軽に飼い始めやすいうずらですが
命には違いありませんので、
今回紹介したようなことも踏まえて
飼う際は責任をもって育ててあげましょうね。
愛情深くしっかりお世話をしてあげれば
必ず愛鳥に気持ちも伝わりますよ♪