カラスのゴミ荒らし対策!手作りで出来るボックスで撃退!

カラスはどこにでもいる野鳥で、
本来は昆虫や小動物の死骸などを
食べる雑食性の鳥です。

ですが近年都市開発がすすみ、
カラスが食べる餌が少なくなってきて、
人が出す生ゴミなどを食べることがあります。

カラスは頭が良い動物でもあるので、
一度ゴミを漁って味を覚えてしまうと
繰り返し生ゴミを漁るようになってしまいます。

カラスが生ゴミを散らかすと
景観を汚すことにもなりますし、
衛生的な問題も気になりますよね。

そこで今回はカラスに
生ゴミを荒らされないための対策や、
ゴミに近づけさせないための
撃退方法を紹介していきます。

カラスのゴミ荒らし対策!ボックスが効果的?

カラスは嗅覚がそこまでいいわけではなく、
生ゴミが入っているかどうかは、
袋から見える色で判断しています。

例えば肉の色に近い赤っぽいものや
魚の骨や皮、袋の濡れ具合などで
今まで積んできた学習経験を活かして
的確にゴミ袋を狙っていきます。

現在ほとんどの自治体のゴミ袋は
透明または半透明のため、
外からも中のゴミが丸わかり状態です。

カラスから狙われにくくするためにも、
まずは生ゴミはそのまま捨てるのではなく、
新聞紙などで覆って外から見えないように
するのがおすすめ
です。

またさらに荒らされにくくするために
ゴミを入れておく市販のボックスもあります。

ボックスに入れておけば
カラスにゴミを荒らされる心配もなので、
安心ですね♪

カラスのゴミ荒らし止めボックスは手作りで作成できる?

カラスによる生ゴミの荒し防止として、
ゴミ袋を入れておく
便利なボックスがありますが、

市販のものを購入する以外にも
手作りすることができます。

例えば100均などに売っている
ワイヤーネットと結束バンドを使えば、
折りたたみもできる簡易ボックスが
簡単に自作することが可能
です。

またホームセンターに売っている
木材やネットを使って
ボックスを作ることもできますよ♪

ボックスが効かない場合!カラスの5つの撃退方法

ゴミを荒らされないために、
ボックスにゴミを入れておくのは
有効な手段
でもあります。

ですがスペース的な問題で作れなかったり、
ボックスをしてもカラスにゴミを荒らされる
というケースも中にはあるようです。

そんな時にはカラスを直接
撃退する方法が有効です。

次からはおすすめのカラス撃退方法
5つ紹介していきましょう。

1.テグス

カラスの撃退方法1つめはテグスです。

テグスはアクセサリー作りや
釣り糸などにも使われる透明の糸で、
丈夫なナイロンでできています。

鳥にとって翼は飛ぶために
必要不可欠のものですから、
羽が傷つくことを極端に嫌がります。

この習性を利用してテグスを
ゴミを置いた場所に貼ることにより
カラスを撃退するというわけです。

2.レーザー

2つめの撃退法は、
レーザーポインターを使った方法です。

カラスは強い光を嫌がる性質があり、
レーザーのような強い光を嫌います。

そこで便利なのがレーザーポインターですが、
使用の際には事故につながる
危険性も知っておかなければいけません。

レーザーの光は人にとっても危険なもので、
この光が目に入ると失明の危険性があるのです。

実際に軽い気持ちでレーザーポインタを
人の顔に向けレーザー光線が目に入り、
失明してしまった事故も多発しています。

また違法なレーザーポインターも流出していて、
日本では「PSCマーク」がついていない商品は
法律に違反して基準値以上の
光線が出力されることがあります。

近所の人や関係のない動物にまで
影響を与えることがあるので、
使用の際は十分に注意するようにしましょう。

3.カカシ

3つめの撃退方法は
カカシを使う方法です。

人を形どったもを手作りしたり、
カラスの天敵でもあるタカをモチーフにした
カカシが販売されています。

これらをゴミの近くに設置しておけば、
カラスが警戒して近づくなる
という方法なのですが、

カラスは適応能力と学習能力が高いので、
効果は数日くらいが限界
です。

長期間の効果は期待ができないので、
こちらの方法があまりおすすめできません。

4.音

4つめの撃退方法は、
音を出して追い払う方法です。

市販されている商品の中には、
火薬のピストル型のものや、
猛禽類やサイレンなどの音がセンサーで
音がなるタイプなど多くの種類がでています。

ただしこちらはかなり大きな音が出るので、
住宅街などで使用するには
少々不向きな面があります。

5.ネット

こちらはゴミを荒らされないように、
ネットをかけた様子を撮影したものです。

5つめのカラス撃退方法は
ネットを使った方法です。

ゴミ袋に直接ネットをかけて
覆ってしまうことで、
カラスにゴミを荒らされないようにします。

ネットは強度のある
ナイロン製のネットがおすすめ
です。

ネットは編み目が大きいと、
そこからゴミを引っ張りだしてしまうので、
クチバシが入らない細かい目のものを
選ぶようにしましょう。

また動画を見ていただくとわかりますが、
ただネットを被せただけでは
頭のいいカラスは簡単に取り外してしまいます。

ネットを被せたら動かないように
上から重石をするなど、
簡単に外せないように工夫をしましょう。

まとめ

カラスのゴミ荒しに有効な
対策方法について詳しく紹介してきました。

カラスはゴミ袋の外側から
生ゴミが入っている袋を認識し、
的確に漁っていきます。

荒らされないようにするには、
しっかりと生ごみの水気を切り、
外から見えないように
新聞紙や紙袋などに入れことも大切
です。

また対策グッズも様々な種類が出ていますが、
グッズによっては迷惑行為になってしまったり、
人に危害を与える危険性のあるものもあります。

近隣住民とのトラブルも防ぐために、
使用には十分注意してくださいね。


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