セキレイとは?鳥の鳴き声の種類や飼う場合の育て方について解説!

日常生活では多くの野鳥を
見かけることが多いかと思いますが、
セキレイという野鳥は知っていますか?

そうです、よく長い尻尾を上下に
フリフリしながら道路を細長い足で
チョコチョコチョコーと早歩きしている
小さな可愛らしい鳥がセキレイです。

基本的にはセキレイは水辺の野鳥なので
川辺や海辺に多く生息していますが、
ハクセキレイという種類は街中でも
かなりの頻度で見かけるポピュラーな野鳥です

筆者もセキレイの歩く姿がとても好きで
街で見かけるとついつい観察してしまいます^^

今回はそんなセキレイにスポットを当てて
ご紹介していきます!

もしもケガしているセキレイを保護したら、
どんな対応が必要なのか?など
詳しく解説しますのでお困りの方は
ぜひ参考に見てみてくださいね。

セキレイの2種類の鳴き声とは?

まず最初に、セキレイの鳴き声を解説します。

セキレイには大きく分けて
2種類の鳴き声がありそれぞれ意味があります

注意深く野鳥の鳴き声を聞いてみると
セキレイの鳴き声も聞こえてくるはずですよ♪

1.チュチュン

地鳴きやさえずりは「チュチュン」という
短くやや高めの鳴き声を発します

また、チュチュンチュチュンと
連続で鳴きながら飛ぶことが多く、
飛ぶ姿も上下に波型を描いているので
比較的見つけやすいです

一番聞き覚えのある鳴き声なので
あ!あの鳴き声はセキレイだったのか~
と思う方もいるかもしれませんね。

こちらの動画では可愛い鳴き声が
はっきり分かりやすく聴けますよ!

2.チチチッ

短く「チチチッ」と鳴いていたら
仲間を呼んでいたりあるいは、
警戒しているのかもしれません

もしくは、若鳥が鳴き方を練習する
過程の鳴き声をぐぜりといいますが、
「チチチッ」と聞こえたらそれは
セキレイの若鳥のぐぜりかもしれません

他にも、おしゃべりするような
鳴き声も発したり、聞いていて
飽きないのがセキレイの特徴です^^

それでは、もしも何らかの理由で
ケガをしたり巣から落ちてしまったセキレイを
保護した場合はどうすれば良いのでしょう?

セキレイを保護して飼う場合に知っておきたい3つのことは?

 

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cozyさん(@cozykun)がシェアした投稿 – 2018年11月月20日午後7時18分PST

セキレイを保護した心優しいあなたは
まず何を注意してどんな対応をすれば
良いのかお困りかと思います

状態によってはまず動物病院で
診てもらうのも賢明です。

保護してからは、以下のような
飼育方法をとって様子を見ましょう。

1.餌

少しぬるめに温めたお水や
スポーツドリンクを少しあげてみましょう

もしも他にペットがいて、手元に昆虫や
ミルワーム、すり餌などがあれば
そういったものを与えるとなお良いです

また、餌を与える際は傷つけないために
口に挿し込まず、口元に近付けて自分で
食べさせるようにしましょう。

ただしこれはあくまでも
一時的な保護の際の応急処置として
覚えておきましょうね

2.温度調整

もし弱っていたり、まだ雛の場合は
何よりもまず適温に温めてあげる
必要があります

小鳥にとって温度は大事な要素で
最悪の場合は温度調節が足りず
命を落としてしまうこともあります。

適温といわれる28~32度の環境を
作ってあげましょう

3.許可を取る

もちろん餌や温度管理も大事ですが、
その次にやるべきは役所へ連絡して
保護飼育のための許可をもらうことです

元気になるまでの一時的な飼育とはいえ
ちゃんと役所に報告をして保護飼育の許可を
もらう必要があります。

というのも、これを蔑ろにしてしまうと
法律違反とみなされてしまうためです

住んでいる都道府県の役所の窓口を調べ、
問合せて届出手続きをして
『飼育許可証』をもらいましょう

それでは、次の章で詳しく見ていきましょう。

セキレイを飼う際に許可を取らないと違反になる?

あくまで元気になる少しの間だから…
といって何も届出せずに飼育をするのは
厳密にいえば法律違反の状態です

日本には野鳥の乱獲や密売を阻止するため
「鳥獣保護法」という法律があり、
野鳥を捕獲することを禁止しています

理由はなんであれ、野鳥を捕まえて
家で飼育しているという状況も
この法律に違反しているんです。

手続きなど面倒のように思えますが、
病院で診てもらったり正々堂々と
セキレイの命を守るためにも
許可はもらいましょうね。

まとめ

今回はセキレイについてご紹介しましたが、
参考になりましたでしょうか?

実は身近にたくさんいるセキレイですが
魅力たっぷりの可愛らしい野鳥です

鳴き声に注意深く耳を傾けると
意外といろんなところでセキレイの声が
聞こえてくるかもしれませんよ

また、もしセキレイに限らずに
野鳥を保護をすることになったら
今回紹介したような対処をしましょう

面倒くさがらずに役所へ届出をすれば
そのあとは元気に野生に戻れるように
守ってあげてください。

もし普通に家で飼うことが出来る
コザクラインコなどに興味がある場合は
こちらの記事も見てみてくださいね。

⇒コザクラインコとは?色が変化する理由や声の種類・雛の育て方も解説

明日から是非野鳥の鳴き声や姿にも
注目してセキレイを見つけてみてくださいね!


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