鶏を飼っていて、
その子が女の子だったから卵を産んだ。
新鮮な卵って美味しいので、
朝が楽しみになる出来事ですよね。
雄も飼っている場合には、もしかしたら
温めているとヒヨコが生まれるかも
しれません。
ですが、食べる場合には
少し注意しないといけないことも
あるんです。
そこで、おうちで飼育している鶏が
卵を産んだときに注意したいことや、
孵化させる場合にどんなことが
考えられるかを紹介します。
子供さんが飼育小屋などで
卵を貰ってくることもあると思うので、
対処法としては同じです。
鶏の飼育で卵が生まれる際に知っておきたい3つの注意点は?
鶏を飼育しているときに、
卵が生まれた場合知っておきたいことを
3つ紹介します。
1.孵化させる場合
鶏の孵化の様子を映した動画です。
雌雄両方を飼育しているので、
更に増やすために孵化させる場合。
これは、もしかすると
雌が温め始めるかもしれません。
しっかりと有精卵か知りたいときは、
温め始めて10日くらいたったら
ライトを卵に当ててみましょう。
卵の殻って薄いので、
殻が透けたみたいになって
中の血管が見えます。
血管が見えているものは、有精卵。
産まれてすぐに有精卵か無精卵か
調べる方法は、卵を割らないと
残念ながら分かりません。
飼い主さんが温める場合には、
摂氏37~38度くらいの温度で
保温しましょう。
湿度を管理したり転卵したり
しないといけないので、
人工的に孵化させるのは結構大変です。
でも、子猫の人工保育よりは
断然楽なのでヒヨコから育てたい人は
挑戦してみてくださいね。
いざ雛が孵化したら
どうすればよいのかも紹介しているので、
チェックしてみてください↓
⇒鶏の卵が孵化したらどうする?雛が生まれたら知っておきたい注意点!
ヒヨコがちゃんと鶏に育つかどうかは、
孵化してからの環境・栄養管理が
重要です。
がんばりましょう。
2.食べる場合
卵は栄養満点な食べ物でもあります。
おうちの鶏が産んだ卵を、
毎日か1日おきくらいに食べるのも
素敵ですよね。
卵用に改良された種類の雌鶏は、
大体毎日~1日おきくらいで
卵を産みます。
ただし抱卵している間は
卵を産まないので、もし卵をとるのを
目的に飼っているのであれば
毎日卵を回収しにいきましょう。
で、おうちでとれた卵を
そのまま食べる場合に
注意したいのは食中毒です。
鶏の腸内には沢山の腸内細菌が
住んでいます。
その中には人間にとって
有害になり得る菌もいるため、
それが卵の殻に付着していると
かなり危険。
市販の卵はきれいに洗浄
されているのですが、
自宅の卵はそんな工程を
経ていませんよね。
生卵で食べるのはできれば避けたほうが
良いですが、どうしてもという場合には
きれいに洗いましょう。
鶏の飼育で卵が生まれた場合の2つのパターンのメリットは?
鶏の飼育で卵が生まれたとき、
どんなメリットが
考えられるのでしょうか。
1.食べる場合
まず、産まれた卵を食べる場合には
どんなメリットがあるのか
考えてみましょう。
飼っている雌鶏の数にもよりますが、
家族全員分もまかなえるかもしれません。
a.卵が美味しい
新鮮な卵を食べられるのって、
贅沢ですよね。
実際は3~7日たった卵のほうが
おいしいとのデータもあるのですが、
産卵直後とちょっと日にちを
置いたものと比較するのも楽しそうです。
卵の殻には微細な穴が開いていて、
そこから気体の交換や
微生物の侵入が行われています。
極端に日にちがたったものは
腐敗している可能性もあるので
おすすめしませんが、自分の好みの
感触や味を見つけてみてくださいね。
b.経済的な効果が得られる
卵が毎日手に入ると、
当然買う手間や費用が省けます。
毎日10~20個も卵を使うわけじゃ
なければ、年間で考えれば
かなりの節約になるのでは
ないでしょうか。
鶏はペットとしての位置づけであれば、
そんなに飼育するのに
莫大な金額がかかるわけではありません。
可愛がりながら、ちょっとだけ
鶏たちからおすそわけを
貰ってはいかがでしょう。
2.孵化させる場合
卵を孵化させる場合に
考えられるメリットを考えてみましょう。
a.可愛い雛が生まれる
可愛いペットが増えます。
しかも刷り込みが成功すれば、
懐いてくれる可愛い鳥です。
ふわふわのヒヨコって見ているだけで
癒されますよね。
b.卵を産んでくれる鶏が増える
卵の数をもうちょっと増やしたくて
孵化させた場合、雌鶏なら
育てば卵を産んでくれます。
雄鶏なら種鳥として飼うか、
雑草処理のため放牧しておくのも
良いですよね。
多めの鶏を計画している場合には
鶏小屋を広くしたりと少し準備も
必要ですが、良い卵を
産んでもらうために鶏にも良い環境を
提供してあげてください。
まとめ
鶏の卵、産まれたらどうするかは
決めましたか?
- 孵化させるなら、温度や湿度に注意
- 食べるなら、食中毒に注意
- 増やしていくなら、環境設備を整える
鶏自身も卵製造機ではないので、
可愛がって飼育するのは絶対条件です。
寝床とごはんを提供するかわりに、
卵を貰うというギブ&テイクの考えで
鶏と共存はいかがですか?
雌じゃなくても大きめの雄鶏なら、
結構獰猛なので番犬代わりにも
なるかもしれません。
鶏の寿命についても紹介しているので、
チェックしてみてください↓
⇒鶏の寿命は卵を産む鳥は短い?産卵用の生きる年数が縮む理由について
産卵鶏の寿命は短いと言われていますが、
何故なんでしょうか。