誰もが知っている鳥の鶏ですが、
あなたはどんな姿を想像しますか?
一般的にイラストなどで
「真っ白い体に赤いとさか」といった姿が
描かれることが多いので、そんな
イメージを持たれる方が多いと思います。
ですが、実は同じ鶏でも
様々な特徴を持ったたくさんの種類があり、
ちゃんとそれぞれカッコいい名前もあるんです!
では一体、鶏は何種類くらいいるんでしょう?
また、卵にも違いはあるんでしょうか?
今回はそんな様々な鶏の種類を、
それぞれの特徴や卵をタイプ別にご紹介します!
鳥好きとしてはマメ知識として
是非知っておいてくださいね♪
鶏と卵の8つの種類とは?鳥の特徴についても解説!
鶏の種類というと、大きく8種類あります。
それでは、その8種類にどんな違いがあるか
それぞれの特徴も併せてご紹介します!
あなたが見たことのある鶏がいるか、
思い返しながら見てみてくださいね。
1.レグホーン(白い卵)
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最初にご紹介するのは、まさに鶏!という
外見が特徴のレグホーンです。
最も一般的な鶏で見たことがある方も
多いかと思います。
イタリア原産でアメリカで品種改良がなされ
その卵はキレイな真っ白で、
現在も日本で流通する80%の食用卵がこの
レグホーンの卵といわれています。
主に採卵用として飼育されており、
卵を産むことが目的のため肉は少なく
皮と骨が多いため一層採卵に向いています。
採卵目的の他にも一般家庭のペットとして
飼われていることもあります。
2.もみじ(赤い卵)
続いては「もみじ」という和風な名前の
純国産の鶏をご紹介します。
最初は岐阜県の後藤孵卵場で作られた種類で、
病気への抵抗性が強く、体が赤褐色の鶏です。
その卵もまたきれいな赤褐色で、
殻が丈夫で形も美しく、
そして黄身が大きいのが特徴です。
少々高価なので贈り物にもされたり
ふるさと納税の商品でも扱われています。
このもみじと同じ後藤孵卵場で開発された
さくらという種類も続けてご紹介!
3.さくら(さくら色の卵)
出典 blog.livedoor.jp/ryoukan_diy/
こちらも後藤孵卵場で開発された
「さくら」という可愛らしい名前の種類の鶏。
もみじと同様に純国産の種類で、
こちらも鶏の病気の抵抗性が強く
見た目も同じように赤褐色の鶏です。
また卵の殻も丈夫で、卵の色は淡いピンクの桜色
ということで形も色も美しい卵で有名です。
卵自体は黄身も大きく白身もきめ細かく泡立ち、
多くのシェフやパティシエから
絶大な支持を得ています。
さて、これらは比較的高級志向の
赤褐色の卵ですが、ではスーパーで売られる
赤い卵はなんの種類が一番多いんでしょう?
4.ボリスブラウン(赤い卵)
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スーパーに置いてある赤色の卵の多くは
「ボリスブラウン」という鶏のものです。
卵のパックにもよく見てみると記載されている
こともあり、やさしい味が好まれています。
見た目は赤褐色というより茶色に近く、
人懐っこい性格や流通の多さから一般家庭でも
飼われることのある種類ですね。
5.会津地鶏(赤い卵)
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今度はご当地グルメの食材として
卵も鶏肉もどちらも人気の「会津地鶏」です。
会津地鶏ということで、福島県の会津生まれの
日本三大地鶏の一つで知られる種類です。
見た目は他の鶏に比べて少し変わっていて、
頭部~首にかけてが白く、あとは茶色や
黒の羽のまだら模様でカッコいい印象です!
卵の見た目は赤色で通常の種類に比べて
半分程しか生みませんがその分、
濃厚な味わいが感じられる卵として
様々なこだわり料理で使われているようです。
地元会津はラーメンも有名なので、
その鶏油としても取り入れられて
地元からも愛される鶏といえますね♪
6.アローカナ(水色の卵)
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ここで変わり種の種類で、
アローカナという名前の鶏です。
南米原産の鶏で黒と茶色の体なんですが、
なんと水色の卵を産むということで
その珍しさからSNSでも話題になっています。
純粋種は産卵数が少ないため、
レグホーンと交配した交雑種が産んだ
水色の卵が多く市場に出回っています。
しかし、味もコク深く、
卵かけご飯として食べると
最高に美味しいと人気でもあります。
7.烏骨鶏(薄赤の卵)
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こちらはもしかすると聞いたことがある
もしくは見たことがある方も多い種類の
「烏骨鶏(うこっけい)」です。
他の一般的な鶏に比べて大きめな体で
羽毛はモサモサで真っ白、その他の皮や嘴などが
黒く印象的な見た目です。
中国が原産地とされていますが、
その卵はとても栄養価が高い上、
産卵数が少ないのでお値段も相応…
高級卵のイメージも強いですが、
最近はペットとして一般家庭で飼われることも
多いようで、こちらの動画でも名前を呼んだら
走って来るほど懐いているのが分かります!
モサモサの前髪(羽?)を揺らしながら
ダッシュして戻ってくるのが可愛いですね♪
8.岡崎おうはん(赤い卵)
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最後にご紹介するのは比較的珍しい
「岡崎おうはん」という鶏です。
愛知県岡崎市で生まれた純国産種で、
印象的で美しい見た目と美味しい卵が
人気となっているんです。
外見は黒に白のさざ波模様で
真っ赤なとさかがワンポイントになって
オシャレでエレガントな風貌が魅力。
そしてなんといっても、
通常の鶏の卵よりも大きくぷっくりと
立体的な濃厚な黄身が上品ながら美味と
評判なんです!
料亭や割烹料理店などの高級志向の
食材としても活躍しているようです。
まとめ
ということで、以上が鶏の代表的な
8種類のご紹介でした!
それぞれ、羽の色や卵の色、
原産地や産卵数など特徴があって
どれも愛される鶏たちです。
たくさんの年月と苦労があってやっと
こういった種類が誕生しているので
感謝を忘れずにしたいですね。
卵やお肉が我々の糧になるだけでなく
愛くるしさもあって、
筆者も将来は広い土地で鶏家族を
育ててみたいものです…
もし鶏をお家で飼うことになった場合、
卵の孵化で慌てないようにこちらもぜひ
チェックしてみてくださいね!
⇒鶏の飼育で卵が生まれたら?産卵したときに知っておきたい注意点!
今後はスーパーなどでも
なんとなく買うのではなく
種類や生産地などに目を凝らしてみて
楽しんでみてくださいね♪