可愛らしい文鳥の雛だけど頻繁に噛んできて
しかも噛まれると結構痛い！
とお悩みの方は多く、よくネット上でも
相談がもちかけられているのを見ます。
実際に筆者もセキセイを飼っていた頃は
雛の時に強く噛まれたことがありましたが、
小さな体に似合わずなかなか痛いんですよね…
小さい頃に「噛んでも良いんだ」と
思われてしまうと大きくなってからもずっと
強く噛むようになってしまうため、
雛の頃のしつけが大事になってきます。
しかし闇雲にしつけても方法が適切でないと
かえって信頼関係を崩してしまう
可能性もあるんです。
そこで今回はしつけ方のコツを10個、
厳選してご紹介いたします！
もしあなたも愛鳥の噛み癖でお悩みであれば、
今回ご紹介するしつけ方を
実践してみてはいかがでしょうか？
1.低めの声で注意する
もし飼い主やその他噛んではいけない物を
噛んでしまったら、まず低い声で
注意することを心掛けましょう。
注意するときも「コラ」や「ダメ」など
短い言葉のほうが文鳥も注意されるときの言葉
として覚えやすいです。
逆に高い声などを出すと喜んでいると
勘違いしてしまってエスカレートする恐れが
ありますので、必ず冷静に対応しましょう。
声での注意以外にもその場ですぐ
出来る方法として『息を吹きかける』という
方法もあるのでこちらも知っておきましょう！
2.顔に息を吹きかける
もし噛まれたら、文鳥の顔にやや強めに短く
フッと息を吹きかけるのも注意につながります。
これは噛んだ時に文鳥が少し不快に思うことを
することで「噛むと嫌なことが起こる」と
認識して噛まなくなるためです。
しつけする際に決して大声を出したり、
ましては手を出してはいけませんので、
こういった飼い主への恐怖心を抱かずに
済むようなしつけ方をしましょう。
ではもし放鳥中であればどのような
しつけ方法があるのでしょうか？
3.噛んだらケージにすぐ戻す
放鳥中であれば、噛んだらすぐに
ケージに戻してしまうというのも
しつけとして効果的な場合があります。
これは、せっかく遊んでいたのに
ケージに戻されるという不快感から
「噛んだら戻されてしまう」と認識して
噛まなくなるというしつけ方です。
文鳥にとってはややストレスかもしれませんが、
繰り返すうちに噛まなくなるかもしれません。
他にも放鳥中ならではの注意の仕方が
ありますのでご紹介します！
4.グラグラ揺らす
噛み癖でお悩みの方にとって、
放鳥中であなたの手に乗っていて
指や手のひらを強く噛んできた！という
シチュエーションが多いかもしれませんね。
こういった場合に出来るしつけとして、
手をグラグラ揺らして不安定にする
という方法があります。
噛むと足場が揺れて集中できない、という
認識を持ってくれれば
噛まなくなるかもしれませんが
あまり頻繁にやると慣れてしまうことも…
では他に放鳥中にできることとして、
手以外のものを使って気をそらしてみましょう。
5.エサなどで気をそらす
強く噛んできても慌てず騒がず、
エサを出したりおもちゃをいじってみましょう。
するとそちらに関心の対象が移って
噛むのをやめるかもしれません。
しかしこの方法はその場だけなので、
噛むのは良くないこと、ということは
覚えづらいかもしれません。
もし再び噛むようであれば他の
方法も試してみましょうね。
6.無言で鳥の目を睨む
え？睨んで効果があるの？と
思うかもしれませんが
文鳥などの小鳥は意外にも飼い主など
人の表情や顔色を伺う子が多いです。
もし噛んできたら無言でキッ！と
文鳥の目を見て睨んで不愉快であると
伝えてみるのも手かもしれません。
大声で怒鳴ったり叩いたりなどしなくても、
表情で飼い主の感情を伝えることはできます。
それを見て怯んで噛むのを
やめるようであれば成功と言えますが、
肝が据わっている子は効果がない場合も…（笑）
では表情ではなく直接文鳥に触れて
注意する方法をご紹介します。
7.くちばしを指で軽く押さえる
文鳥に直接何かをしてしつけるのは
あまり好ましくありませんが、
唯一の方法としては嘴をそっと
押さえるというのがあります。
指などで軽く挟むようにくちばしを押さえると
噛むのを一旦やめて大人しくなります。
これを繰り返すことで
「噛んではいけない」と覚えてくれる
可能性があるので試してみる価値はあります。
さて、ここまでは文鳥が噛んできた時に
できるしつけでしたが、未然に防ぐのも
噛み癖をつけないためには重要なので
そのしつけ方法をご紹介します！
8.顔の特に目には近づかせない
文鳥は人の黒目になぜか興味を持つことが多く、
放鳥時も顔に突撃してくることもしばしば…
なのでまず興味を持たせないように
極力近付けさせないことも大事です。
噛み癖がおさまった落ち着いた成鳥であれば
そこまで気にせずに自由にさせてあげられますが
それでも、もし興味をもっているようなら
急所を攻撃されないよう注意しましょう。
可愛い愛鳥に顔を近付けたい気持ちも
とてもよく分かりますが、下手すると
飼い主のあなたのケガにもつながります。
お互いに良くありませんので噛み癖が
治らないうちは出来るだけ顔に関心が
いかないように未然に防いであげましょう。
また、放鳥時の止まる場所にも
注意深く見てあげるべきだって
知っていましたか？
9.高い所に止まらせない
放鳥時である程度飛べる場合、
人の頭よりも上にずっと止まっているのは
あまり好ましくありません。
文鳥に限らずペットの中には
生活する環境の中での自分の地位を
ランク付けする習性があります。
高いところに止まって下にいる飼い主を見て、
自分が上の立場だと思うようになってしまい、
人に対して攻撃的になってしまいます。
放鳥以外でもケージの置く場所は
人の視界よりも下になる場所を選びましょう。
10.無理に触らない
最後に、大前提ではありますが
絶対に無理矢理触らないようにしましょう。
これがしつけ？と思われるかもしれませんが、
文鳥が触ってほしくないときに無理に触ろうと
することで手を嫌うようになるためです。
一度手を嫌うと敵とみなして
見せるだけで威嚇したり噛んでくるように
なってしまうので注意が必要です。
なので、文鳥が触ってほしくないような
換羽期や発情期などのピリピリしている時期は
あまりべたべた構わないようにして
優しく見守ってあげましょうね。
まとめ
ということで、文鳥が噛まないようにする
10個のしつけのコツをご紹介してきましたが
いかがでしたでしょうか？
いずれの方法にしても、大事なのは
人を嫌いになるような注意方法は
絶対にしてはいけないということ。
また、噛まれて困るものは事前に
飼い主のあなたが先回りしてカバーをしたり
目に見えないところに置いておくなど
対処をしておくようにしましょう。
文鳥からしたらただの好奇心で
噛んでみただけなのに叱られては
ストレスに感じてしまいますし、
叩いたり大声で怒られたら
恐怖心しか生まれません。
または、愛しい飼い主のあなたを毛繕い
してあげているだけで甘噛みであれば、
絶対にダメというわけでもありません。
こちらの動画の子も一生懸命やさしく
飼い主さんの手を甘噛みしてあげていますね♪
もしそれがどうしても痛いくらい強ければ、
今後成鳥になってからもっと強く噛まれないよう
雛のうちにしつけてあげて力加減を
教えてあげたほうがいいかもしれません。
他にも文鳥が噛むには様々な理由があり、
必ずしも悪いことだけでもありません。
しつけ方が間違っていると、
一気に信頼関係が失われてしまい
まったく懐かなくなってしまうことも…
そうならないためにも、
今回ご紹介したようなコツをつかんで
適切に優しく教えてあげてくださいね！
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